93121 ラテンアメリカ政治研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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二村 久則 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
講義内容 | メキシコにおけるPRI一党支配体制の終焉、ブラジル、エクアドルにおけるポプリスモ的傾向を持つ政権の台頭など、21世紀初頭のラテンアメリカには新たな政治的胎動が感じられる。他方、2001年末からのアルゼンチンのように、経済危機が政治に負の影響を及ぼす例も見られる。こうしたラテンアメリカ政治の新しい流れを的確に捉えるためには、とくに20世紀後半のこの地域の政治に関する正確な知識を持つことが必要である。本講義では、軍事政権、権威主義体制、ポプリスモ、民主化などの基本的概念を踏まえたうえで、域内主要各国の政治についてここ30年の動きを跡づけ、今後の動向を見定めたい。 |
講義計画 | おおむね次のような項目を取り上げ、順番に講義していく予定であるが、授業の進行状況によって項目の順番が入れ替わることもありうる。 1 イントロダクション 2 現代ラテンアメリカ政治の基本的特色 3 オリガルキーアとカウディジスモ 4 独裁と軍事政権 5 権威主義体制 6 ポプリスモとネオポプリスモ 7 民主主義の行方 8 主要国の政治情勢(1)メキシコ 9 主要国の政治情勢(2)中米 10 主要国の政治情勢(3)ベネズエラ 11 主要国の政治情勢(4)コロンビア 12 主要国の政治情勢(5)ペルー 13 主要国の政治情勢(6)アルゼンチン 14 主要国の政治情勢(7)ブラジル 15 まとめ |
評価方法 | |
テキスト | |
その他 |