93134 近代日本歴史社会研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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川﨑 勝 |
講義題目 | 明治時代前期の政治・経済・文化に関する史料研究 |
開講キャンパス | |
講義内容 | 開国・開港にともなう西洋文明の導入以後、日本は近世に成立した「経済社会」を前提としつつ、多くの困難と矛盾を抱えながら近代化路線を辿っていった。西洋近代が明治期の啓蒙知識人たちにどのように受容されたのかを、第三世界が第一世界にキャッチアップするための普遍的な問題として捉え、明治期の殖産興業路線の展開・挫折、大隈財政から松方財政への転換の時期を中心として、自由民権運動などの思想・政治的な動向を踏まえながら多角的に検討していく。 |
講義計画 | 明治時代の政治家・官僚(例えば大隈重信)、実業家(岩崎弥太郎)、知識人(福沢諭吉)・ジャーナリスト(田口卯吉)らが書いた史料(著書、日記、書簡など)を読み解いていく。 それについて、受講者がどのように理解したかを報告してもらう。 それを素材として、史料の背景とそれの持つ意味を考究する。 |
評価方法 | 報告と討論、毎時間作成するレジュメ、レポートなどによって、総合的に評価する。 |
テキスト | 最初の講義で指定する。 |
その他 |