93135 近現代日本文学研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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細谷 博 |
講義題目 | 大正から昭和へ |
開講キャンパス | |
講義内容 | 日本の近代・現代文学における代表的作家が活躍した社会背景とその作品について、文学史的・作家論的知識の拡充と、多様なテクストに対する精確な読み取り鑑賞の蓄積を目標として、研究・批評の対象としてテキストと自己の読解を対象化し検討することの重要性を個々の作家・作品について示し、確実な理解と解釈の獲得をめざす。明治以降の作家、批評家らの作品の中からいくつかを選んで、読解分析と批評検討の対象とし、過去の優れた研究や批評を参照しつつ問題点をさぐり、新たな解釈と批評・研究の可能性を追求する。 |
講義計画 | 志賀直哉、谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛、横光利一、川端康成、太宰治等をおもな対象として考察を進める。 第1回 導入 第2回 谷崎潤一郎 第3回 谷崎と芥川 第4回 志賀直哉 第5回 菊池寛 第6回 菊池寛と芥川 第7回 志賀直哉と太宰治 第8回 志賀直哉と太宰治 第9回 横光利一 第11回 横光利一 第12回 川端康成 第13回 川端康成、まとめ |
評価方法 | 定期試験により評価する。 |
テキスト | 志賀直哉『清兵衛と瓢箪・網走まで』(新潮文庫) 谷崎潤一郎『刺青・秘密』(新潮文庫) 芥川龍之介『河童・或阿呆の一生』(新潮文庫) 横光利一『機械・春は馬車に乗って』(新潮文庫) 川端康成『伊豆の踊子』(新潮文庫) 川端康成『一草一花』(講談社文芸文庫) 太宰治『新ハムレット』(新潮文庫) シェークスピア『ハムレット』(新潮文庫) |
その他 |