南山大学

 
指定
期間
集中
(6−7)
単位
年次
1〜2
担当者
岸 智子
講義題目 少子・高齢化、就業形態の多様化と年金保険
開講キャンパス
講義内容 日本の労働市場には、失業率の上昇や、非正規雇用者の増大と所得格差の拡大など、さまざまな変化が見られるようになっている。労働市場の変化と少子高齢社会の到来により、年金保険をはじめとする社会保障制度は変革の時期を迎えている。特に、旧来の年金制度は人々の働き方や人口構造の変化に十分対応できなくなっている。この授業では、社会保障制度の意義や目的とこれまでの変遷、制度体系や財政のしくみ、運営などの大枠について学び、労働市場の変化の中で生じた社会保障制度の諸問題を明らかにし、今後、人々が安定した生活を送れるような仕事のしかたや社会保障のありかたについて考察する。
講義計画 1.人口の少子・高齢化
 1−1.将来人口推計の問題
 1−2.少子・高齢化と労働市場の変化
2.日本の労働市場の構造変化
 2−1.失業率の増大
 2−2.就業形態の多様化
 2−3.労働市場の「流動化」
 2−4.所得格差の拡大
3.少子・高齢化、労働市場の変化と年金財政
 3−1.年金保険制度の歩みと今後
 3−2.人口の少子・高齢化と年金財政
 3−3.就業形態の多様化と年金財政
 3−4.所得格差の拡大と年金財政
4.仕事と社会保障の将来像
評価方法 授業中の発言・報告と小論文で評価する。
テキスト プリントを配布する。
その他