南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
浅香 幸枝
他の科目との関連
履修対象学科
副題 児童文学における異文化受容──比較文化社会論の視座から──
講義内容  児童文学作品の存在は近代社会において発達したものであったが、それは、子どもに最初に異文化を受容させる機会を与えている。本講義では、日本やスペイン語文化圏における児童文学を主に取り上げながら、児童文学を通しての子どもの異文化受容のあり方を分析する。
講義計画 1.なぜ今児童文学なのか?
2.「子ども」について
   ・「子ども」の誕生
   ・社会の発展段階と子ども
3.「児童文学」について
   ・昔話と再話
   ・よい児童文学とは
4.児童文学における家族の役割について
   ・親と子
   ・祖父母と孫
5.児童文学における子どもと社会について
   ・社会の中の子ども
6.児童文学における妖怪たち
7.児童文学における未来への勇気と希望
   ・私に最も影響を与えた児童文学は何か?
   ・作品の社会的文化的比較
8.わたしたちの夢を思い出してみよう
評価方法 成績は出席状況、授業への積極的な参加状況、レポートを総合評価する。
テキスト 浅香幸枝『世界の生命の連環──子どもの本は大人と子どもと社会をつなぐ──』

【そ の 他】資料:世界の児童文学作品、ビデオなど
その他