南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
堀江 未来
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容 留学や海外赴任など、一定期間以上に渡る異文化環境での滞在は、私たちにどのような心理的影響をもたらすか。その経験によって私たちは「成長した」と感じることがあるが、それはなぜか。異文化体験を成長体験に結びつけるには、どうしたらいいか。異なる文化背景の人々との間で、効果的で自分らしく、お互いに実りあるコミュニケーションを行うためにはどんな知識やスキルが必要か。この授業では、これらの問いに答えるため、異文化間教育及びコミュニケーショントレーニングの分野における基礎的な概念や理論を使いながら、個人の異文化体験にかかわる様々な事象について考察する。また、自分自身のあり方を振り返りながら、異なる文化に対する感受性を磨き、同時に世界の様々な文化に関する知識を広げることを目的とする。
講義計画 1.異文化体験から学ぶとは?
2.文化とアイデンティティ
3.文化とコミュニケーション
4.異文化への適応(1):カルチャーショック
5.異文化への適応(2):適応のプロセス
6.グループプロジェクトについて
7.異文化に対する感受性の発達(1):ベネットモデル
8.異文化に対する感受性の発達(2):多文化的アイデンティティ
9.グループプロジェクトの発表
10.学ぶことを学ぶ:異文化における自己学習スキル
11.多文化環境における対等な人間関係とコミュニケーション
12.まとめ:異文化体験の教育的意義
評価方法 出席、グループプロジェクト、期末試験の結果の他、授業への主体的な参加度により総合的に評価する。
テキスト 日本語及び英語で作成したプリントを使用する。
その他