06541 知識・言語と情報社会 (翻訳と理解)
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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服部 裕幸 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
講義内容 | 翻訳とは何か、ある人やある国の文化を理解するとはどういうことか、といった問題を、俳句や詩の翻訳の可能性、コンピュータ・システムによる自動翻訳の可能性とその問題点、言語行為論、会話の含意の分析、言語と文化の関係についてのサピアやウォーフの仮説などのトピックスをとりあげ、言語・世界・知識の相互関係を概説することによって論ずる。 |
講義計画 | 序論 素朴なモデル(暗号解読モデルと写像モデル) 素朴なモデルを用いて翻訳や理解を考えるのは適切でない、ということを示すのがこの講義の目標 1 翻訳の話から意味の話へ 2 存在者としての意味というのはあるのだろうか? 3 根源的翻訳と翻訳の不確定性 4 言語と世界についての素朴なモデルとそれからの脱却 5 サピア=ウォーフの仮説 文化が言語を規定するのか、それとも言語が文化を規定するのか? 6 文の意味の理解から発話の解釈へ 7 会話の含意の分析 8 言語行為論 話すということは、ある特別な意味において、それ自体ある種の行為をなすことでもある。 9 古典的AI研究はなぜ大変なのか 「時蝿は矢を好む。」 10 翻訳と翻案はどう違う? 11 理解と受容 相互交流・自己変革過程としての翻訳過程 |
評価方法 | 定期試験による。 |
テキスト | 特に用いない。適宜、プリント資料を配布する。 【そ の 他】参考文献 服部裕幸『言語哲学入門』勁草書房(2.3.5.6.7.8.に関連) (以下は入門書ではないので、決して手軽に読めるとは期待しないで下さい。) クワイン『論理学的観点から』勁草書房(2.3.に関連) クワイン『ことばと対象』勁草書房(3.に関連) ウォーフ『言語・思想・現実』講談社学術文庫(4.5.に関連) グリーン『プラグマティックスとは何か』産業図書(6.7.に関連) 山梨正明『発話行為』大修館書店(8.に関連) ヴィノグラード、フローレス『コンピュータと認知を理解する』産業図書(9.に関連) |
その他 |