南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1
担当者
田中 恭子
深井 慈子
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容  総合政策論は、比較的新しい学問分野であり、基礎というより応用に主眼をおく、学際的な分野である。しかし、基礎を抜きにしては、総合政策論は成り立たない。この授業では、そうした総合政策論の基本的性格を理解させ、政治学、法学、経済学、社会学等の基礎分野とどういう関係にあり、それらをどう参照すべきかを考えさせる。また、総合政策論の初歩的な方法論の構築と、総合政策論の応用の試みにも踏み込んで考察する。
講義計画 1.科目の目的と内容、講義計画
2.政策科学の起源とその背景──欧米と日本
3.アメリカ型政策科学の発展
4.政策科学の諸類型
5.政策決定の基礎概念
6.政策決定の構成要素
7.政策決定のモデル(1)
8.政策決定のモデル(2)
9.政策過程の諸段階
10.政策分析の方法と戦略
11.政策評価の意義と方法
12.結び:政策科学と民主政治
評価方法 学期末の筆記試験
テキスト 宮川公男『政策科学入門』東洋経済新報社、1995年。

【そ の 他】(田中恭子教授)
参考書:加藤寛・中村まづる『総合政策学への招待』有斐閣、1994年。
    大谷実ほか『総合政策科学入門』成文堂、1998年。
その他