11155 総合政策プロジェクト研究II
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江田 信豊 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 環境人間生物学 「地球社会が抱える環境問題の多角的解析」 |
講義内容 | 総合政策プロジェクト研究Iの継続科目であり、ゼミナール形式の小人数教育のもとで、学生が選択したプロジェクト(テーマ)を完成することを目標にする。論文、調査報告書、提案報告書などの形で、設定した問題の解決に役立つように指導する。 |
講義計画 | 総合プロジェクト研究Iで扱った基礎的データに基づき検討すべき問題点を明確にする。その問題点を踏まえて一年間の計画を立てる。その上で、問題解決の手がかりになるような論文の収集、実験・調査を行う。 愛知万博を例に取ると総合プロジェクト研究Iで開催地の環境指標調査を行ったグループはそのデータに基づく開催地の総合的な自然環境の保護や保全について考察する。住民との意見交換や対話などで地域住民の感情の調査を行ったグループは意見の調整・発表方法などによる心理的な問題の解決を考えさせる。経済学的視点からデータを収集したグループは愛知万博における瀬戸市や長久手町、名古屋市における経済効果及び負担について考える。これらのグループの持つ情報を学生がお互いに共有し、ディスカッションを行い愛知万博のもたらす影響や提言をまとめていく。そのプロセスの中で学内・学外の教員や専門家の意見を収集しより広範な意見の交換を行うことで内容を掘り下げる。総合政策学部である以上、このような地域の問題に対して政策の全体的な立案ができる学生の養成が必要であると考える。ひとつの地域の問題を多方面から取り上げ、それによって得た知識・情報の共有と議論から卒論や総合レポートの作成を目指す。これらのプロジェクトを通じて、学生の自己に対する問題意識を高め、自分が何に向いているのか、また将来何をやりたいかの道筋を明確にさせたい。 春学期 卒業論文のデータの収集。 夏休み 卒業論文の下書き 秋学期 卒業論文の訂正と仕上げ |
評価方法 | |
テキスト | |
その他 |