11371 比較社会論
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜3 |
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松戸 武彦 |
他の科目との関連 | 社会学概論 社会学 社会調査法 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 本講義では社会学的視点を意識しながら、複数の社会を比較するときの問題性を取り上げる。「複雑で無数のトピックスを内包する社会を、単に比較する」という言い方が無意味であることは明らかである。それ故に視点のあり方を意識しつつ比較の作業に入っていくことがいかに大切で、大変なことかを実際の研究を通して考えていくことは意味があると考える。本講義では、このことを比較の方法の差異に注目して解説する。 【講義計画】 1.比較社会学への招待:M字型曲線の国際比較から見えてくるもの 2.質的比較の実際:東アジアの純愛−社会変動と社会的雰囲気 3.比較社会学的研究の前提としての地域特性研究:中国の市場経済化の過程と帰結 4.既存統計を利用した諸社会の比較 5.比較研究の中から見えてくる政策的含意 6.比較の有効性と妥当性:統計的比較の実際−中国、ベトナム、日本の比較 7.受講生による発表 |
講義計画 | |
評価方法 | 定期試験 授業への貢献度も評価する |
テキスト | 佐々木 衛、松戸武彦編『地域研究入門』 |
その他 |