11401 総合政策論I(現代文明論)
|
選必 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
1〜2 |
|
浜名 優美 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 近代の文明はあらゆる意味で「速度」を前提として「進歩」を目指して進んできたが、現代は文明の閉塞状況にあるという認識に立って、現代の文明論的課題を既成の学問領域を横断する形で総合的に論じる。具体的には近代社会論をルソーの「社会契約論」にまでさかのぼって検討し、グローバル化の進むなかでの民族や宗教を基盤とする文明の対立の問題などを扱う。 |
講義計画 | 1 文明論の視点はなぜ重要か 2 「文明」と「文化」と「文明論」 3 「文明」概念の歴史的検討(18世紀から現代まで) 4 速度について 5 進歩について──技術は幸福をもたらすか 6 文明の空間、文明の伝播、文明の拒絶、文明の衝突 7 ルソーによる文明批判、知の歴史をふりかえる 8 梅棹忠夫の文明学、生態から観光まで 9 伊東俊太郎による比較文明学、領域横断の知 10 現代文明論の可能性、生命の知 11 予備 12 総括 |
評価方法 | 定期試験による。(欠席過多を適用する) |
テキスト | なし。 |
その他 |