11501 国際社会と法
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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青木 清 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 国境を越えた活動が増加・活発化するに伴い、世界では様々な紛争が発生している。それは、国家間レベルでの紛争であったり、私人間レベルでの紛争であったりする。本講義では、これらの国際的なトラブルのうち後者の問題を中心に、紛争解決のための基本的考え方あるいはその解決システムといったことを考察する。 とはいえ、専門的に法律学を勉強したことのない学生がほとんどだと思われるので、当初数回は、法律学への誘いといった役割を担えるトピックを扱うことにする。 |
講義計画 | おおよそ下記のような内容を扱う。 1.ケーキの分け方−法律学への誘い 2.法律学の世界−法の体系・構成 3.日本社会と法−近代法の導入(外国法の影響)、法典論争、法意識 4.国際社会と法−条約、統一法、各国の法 5.日本社会と国籍−父母両系血統主義と国籍唯一の原則 6.国際結婚と国籍、戸籍−国籍選択制度、留保制度 7.親子関係の発生と国籍 8.海外での事故と損害賠償 9.在留外国人の事故と賠償 10.在日外国人をめぐる法的諸問題−国籍、外国人登録、入管法 11.紛争解決と各国裁判所(1)−国際裁判管轄権 12.紛争解決と各国裁判所(2)−国際訴訟競合、外国判決の承認・執行 |
評価方法 | 評価は、学期末の試験による。 |
テキスト | 教科書は特に用いないが、講義には、小型のもので構わないので必ず六法を持参すること。参考書は、講義中に適宜紹介する。 |
その他 |