11551 中国政治論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜4 |
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田中 恭子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 中国は、1978年に「改革開放」政策を採用して以来、市場経済への移行を推進し、現在では資本主義国とほぼ同様の市場経済体制となっている。しかし、政治面では、共産党の一党支配体制を維持しているため、その国家体制は非常にわかりにくいものとなっている。本講義では、中華人民共和国の成立から今日に至る中国政治の変動を、中国に特徴的な制度とその運用動態を中心に論じ、中国政治に対する理解を深める。 |
講義計画 | 1 中国の政治的伝統 2 ナショナリズムとマルクス主義 3 「解放区」における政治制度とその運用 4 中華人民共和国の成立と朝鮮戦争 5 「社会主義改造」の政治過程 6 「百家争鳴」から「大躍進」へ 7 中ソ対立と国内政治 8 「プロレタリア文化大革命」 9 対米和解と毛沢東時代の終焉 10 鄧小平の「改革開放」──革命から経済へ 11 天安門事件の衝撃 12 市場経済の発展と「党の指導」 |
評価方法 | 筆記試験 |
テキスト | <教科書> なし <参考書> 毛里和子『現代中国政治』名古屋大学出版会、1993年 木沼正道『現代中国の法と民主主義』勁草書房、1995年 国分良成編著『中国文化大革命再論』慶應義塾大学出版会、2003年 天児慧『鄧小平』岩波書店、1996年 岡部達味編著『中国をめぐる国際環境』岩波書店、2001年 |
その他 |