南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
野呂昌満
他の科目との関連 実習科目の「プログラミング実習I」と連動する。
他学科履修 不可
副題
講義内容 情報通信学の基礎として、計算機システムおよびプログラミングに関する基礎知識を教え、プログラミング実習Iで実際に計算機を使って実習を行う。

計算機システムに関する知識として、その構成と動作原理を解説する。

プログラミングではプログラミング言語Cを使って、ソフトウェア作成の基礎を教える。現存のコンピュータの計算の進め方を素直に反映している計算の記述方式、手続き指向プログラミングを学ぶ。手続き指向プログラミングでは命令を組み合わせて作った手続きでデータを書き換えるように計算を記述する。この講義では、記述のための基本要素を例題を用いて説明する。
講義計画 計算機システム
 ・計算機システムの構成と動作原理(ハードウェアとソフトウェア構成の概要)
 ・基本ソフトウェアの役割(OS、ウィンドウシステム)
 ・ファイルシステム
 ・エディタと日本語入力
 ・ネットワークの利用(電子メールとWorld-Wide Web)
 ・LaTeXによる文書作成

プログラミング
 ・プログラムの構造と連接
 ・選択
 ・繰り返し
 ・配列
評価方法 講義のおわりに小テストを行なう。定期試験期間中に筆記テストを行なう。小テスト、定期試験の結果をもとにプログラミング実習Iと連動して成績をつける。すなわち、実習のレポートはすべて提出されていることが単位獲得の必要条件となる。実習レポートが1回でも未提出の場合は不合格とする。同一内容のプログラムやレポートが提出されたことを発見した場合は不正行為として不合格にする。小テストについても同様に代理提出等を発見した場合は不合格とする。
        テキスト 第1回講義前までに掲示するので注意すること。ほかに資料を講義時に配布あるいは電子掲示板、Web pageに掲示。

【そ の 他】これからのすべての講義の基礎になる重要な科目なので積極的に取り組むこと。ソフトウェアの作成は考えたり記憶したりすることに加えて、自ら手を動かしてプログラムを作らないと身につかない技術である。まず、講義を良く聞き、それを実習で積極的に実践することが必要である。出席して、講義を聞いていればそれだけでプログラムが作れるようになるなどということは決してないことを心して取り組んで欲しい。

【テキスト】  「Linuxによる情報リテラシー」科学技術出版
「C言語のススメ」サイエンス社
テキスト
その他