南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
宮元 忠敏
他の科目との関連 解析学、幾何学入門、集合論とその応用
他学科履修
副題
講義内容 数学的世界における代数構造(群・環・体など)、順序構造(半順序、全順序など)、位相構造のうち、位相構造についての初歩を学ぶ。
講義計画 微積分に関連し、実数を中心に十分に基礎概念の復習を行い、新たに連続関数や極限の概念をε−δ論法にもとずき導入する。それにより主な存在定理を再考する。一方、集合族を思考・操作の対象として含むある程度の抽象度のあがった数学的議論の展開というものに慣れ親しむ機会を提供する。また、距離空間を導入し、関数を空間の点として見ることを学ぶ。全体を通し、数学的リテラシーの向上の点において工夫を図る。
評価方法 中間テスト点と学期末テスト点で総合評価
テキスト 数学シリーズ 集合と位相 内田伏一 著 裳華房

【そ の 他】参考文献を図書館に多数準備する。数学系専攻で進学希望の学生にとっては重要な基礎事項の導入となるので、しっかり学習しよう。
その他