南山大学

 
数理科学演習II
数理科学演習III
指定
期間
春学期
秋学期
通年
通年
単位



年次
3
3
4
4
担当者
佐々木 克巳
他の科目との関連 数理論理学を既に修得しているか同時に履修することが望ましい
他学科履修 不可
副題
講義内容  人間の数学的、論理的思考を形式的に扱うための理論を学ぶ。多くの授業は発表形式で行うので、予習が不可欠である。
講義計画  数理科学演習I(旧カリ:数理科学演習I春学期)
  小野[1]第1章の内容を扱い、教科書を丁寧に読む訓練を行う。具体的には、命題論理の論理式を対象とし、次を扱う。
  1.真理値による論理式の意味づけ
  2.標準形
  3.シークエント計算による証明可能性の導入
  4.完全性定理の証明
 数理科学演習II(旧カリ:数理科学演習I秋学期)
  前半は、推論の抽出と形式化をテーマとし、自然演繹法を学ぶ。
  後半は、シークエント計算と自然演繹法の関係を学ぶ。
 数理科学演習III(旧カリ:数理科学演習II)
  各自で数理論理学に関するテーマを選び、それに関する研究発表を行う。
 卒業研究
  数理科学演習IIIと並行して、各自のテーマの研究を進め、卒業論文としてまとめる。
 卒業論文の内容は、卒業研究中間発表会、卒業研究発表会で発表する。
評価方法 数理科学演習I、II、III:出席、レポート、授業での発表状況等が評価の対象となる。
卒業研究:卒業論文、卒業研究中間発表会、卒業研究発表会等が評価の対象となる。
テキスト 以下を用いるが購入する必要はない。
[1]小野寛晰、「情報科学における論理」、日本評論社
その他