96301 通信プロトコル研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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後藤 邦夫 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス |
講義内容 | 通信の基礎的な理解を前提として、通信プロトコルの詳細を学び、ネットワークセキュリティの問題を理解し、新しいプロトコルを設計できる能力を養成する。日常的に用いられているローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットプロトコル(IP)、次世代IP(IPv6)、代表的な応用層プロトコルの詳細を解説する。新しい技術情報についての調査方法も含め体系的にまとめる。 |
講義計画 | 以下の項目について解説し、データ例、通信実験、プログラム作成、英文資料講読を含め、理解を深める。 1.OSI参照モデルとインターネットプロトコルの階層(復習) 2.下位層プロトコルの詳細 3.関係資料の探し方と読み方 4.最新のローカルエリアネットワーク機器 5.ネットワーク構築と経路制御 6.IPv6の概要 7.利用者の認証と暗号化通信 8.応用層プロトコルの詳細例 9.応用層プロトコル設計演習 10.プログラムの試作 11.セキュリティチェックの方法 12.まとめ |
評価方法 | 講義中に2回程度出題するレポートと出席で総合的に評価する。2回のレポート課題は例えば、1)興味を持ったプロトコルについて、標準と実装例についてまとめる。2)簡単な応用層プロトコルを設計し、プログラムを作成し、評価する、といったものになる。 |
テキスト | 「インターネットソフトウェア」、野呂、後藤著、共立出版、2002。 インターネットRFC、オープンソースのソフトウェアなど、無料で入手できるもの。Webページで提供する講義資料。 |
その他 |