南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
後藤 邦夫
講義題目
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
講義内容 通信の基礎的な理解を前提として、通信プロトコルの詳細を学び、ネットワークセキュリティの問題を理解し、新しいプロトコルを設計できる能力を養成する。日常的に用いられているローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットプロトコル(IP)、次世代IP(IPv6)、代表的な応用層プロトコルの詳細を解説する。新しい技術情報についての調査方法も含め体系的にまとめる。
講義計画 以下の項目について解説し、データ例、通信実験、プログラム作成、英文資料講読を含め、理解を深める。

1.OSI参照モデルとインターネットプロトコルの階層(復習)
2.下位層プロトコルの詳細
3.関係資料の探し方と読み方
4.最新のローカルエリアネットワーク機器
5.ネットワーク構築と経路制御
6.IPv6の概要
7.利用者の認証と暗号化通信
8.応用層プロトコルの詳細例
9.応用層プロトコル設計演習
10.プログラムの試作
11.セキュリティチェックの方法
12.まとめ
評価方法 講義中に2回程度出題するレポートと出席で総合的に評価する。2回のレポート課題は例えば、1)興味を持ったプロトコルについて、標準と実装例についてまとめる。2)簡単な応用層プロトコルを設計し、プログラムを作成し、評価する、といったものになる。
テキスト 「インターネットソフトウェア」、野呂、後藤著、共立出版、2002。
インターネットRFC、オープンソースのソフトウェアなど、無料で入手できるもの。Webページで提供する講義資料。
その他