南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	1・2
担当者	丸山　康人

講義題目
開講キャンパス	サテライトキャンパス
講義内容	現在、国と地方の関係をめぐって、その改革のための問題提起と議論が日本だけでなく世界的に繰り返し行われてきている。中央行政と地方行政の領域をどのように区分するかという問題は、行政上の問題であると同時に財源配分の問題であり、また、政治上の問題でもある。本講義では、諸外国における考え方を学ぶとともに、現行制度における問題発見を含めて、わが国の地方自治体の数および規模の評価、市町村合併の意味、しばしば提唱される「道州制」の本質等さまざまな問題を把握し、その解決のための政策立案を試みる。
講義計画	週 (1)　　１．ガイダンス (2)　　２．中央政府と地方自治体の総論 (3)　　３．各国の国・地方関係 (4)　　４．戦後日本の地方制度 (5)　　５．戦後民主改革と地方制度 (6)　　６．高度経済成長と地方制度 (7)〜(10)７．分権改革と地方制度の見直し　　　　　７−１）分権改革の目的・背景　　　　　７−２）分権改革の経緯　　　　　７−３）分権改革の成果　　　　　７−４）分権改革の残された課題 ⑪　　８．市町村合併とその動向 ⑫　　９．政令指定都市・中核市・特例市制度 ⑬　　10．都道府県と市町村の関係 ⑭　　11．都道府県合併・道州制・連邦制の可能性 ⑮　　12．まとめ
評価方法	レポート
テキスト	「自治・分権と市町村合併」（イマジン出版）
その他