00512 哲学・倫理学における人間の尊厳
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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谷口 佳津宏 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 実存主義に見る人間の尊厳 |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を哲学的に考察する。そのために,古代から現代に至るまでの世界の主要な哲学思想の中に見出される人間理解,すなわち,人間存在のあり方や生と死の意味をめぐる様々な思想や観念を参考にしつつ,人間的生の諸相に注目して,人間の固有性や価値とは何か,あるいは人格的存在としてあるべき姿とは何かについて考察する。 |
講義計画 | 実存主義とは,人間の実存の個別性,特殊性,独自性,単独性を重視する現代哲学の一流派ですが,この講義では,実存主義の源流のひとつであるニーチェと,実存主義の代表者であるサルトルの2人を例にして,実存主義では人間の尊厳がどのように考えられているかを紹介します。 1.実存主義とは何か 2.実存主義の系譜 3.ニーチェの生涯 4.ニーチェの著作 5.ルサンチマン 6.力への意志 7.道徳の彼岸 8.サルトルの生涯 9.サルトルの著作 10.ユマニスムの諸問題 11.サルトルの道徳論 12.まとめ |
評価方法 | 期末試験によって評価します。なお,4回以上欠席した者には,原則として,受験資格は認められません。 |
テキスト | 資料を配布する予定です。 【そ の 他】毎回,復習をしながら,習得度に応じて進めていきますので,上記の計画どおりにいかないこともありうることをご承知おきください。 |
その他 |