南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
塚本 睦
他の科目との関連
履修対象学科
副題 森林と暮らしの結びつき
講義内容  森林は様々な環境機能をもっているため、暮らしにおいて非常に重要な存在となっている。日本においては、森林から得られる物質を利用したり、治山治水の考え方のもと、基本的には森林を維持しながら今日に至っている。燃料革命による森林利用の低下なども含め、森林と暮らしとの関係を海外とも比較して眺めながら、森林を維持することが暮らし、ひいては文明を保つことにもつながることを見ていく。
講義計画  まず、現在よりも森林への依存度が高かった頃の日本における森林利用の歴史を海外と比較しながら概括する。次に、主に物質の収奪のかたちで行なわれる森林利用の結果として、景観も変化し心理面でも森林が暮らしに影響を与えることも見る。まとめとして、森林があることで暮らしが成立し文明が保たれることを、海外における森林破壊と文明崩壊の事例から考察し、森林保全、暮らしの保守のために何をすべきかを考える。
・日本における森林利用
・海外の森林利用
・景観としての森林
・物質循環
・森林の再生と森林破壊
・森林と文明
評価方法 成績は試験の評点と出席状況で決める。
テキスト テキストは使用せず、資料を配布する。
その他