南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
笹井 均
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容  現代は情報化時代と呼ばれ、膨大な量の情報が収集、伝達される。当然、その中には、必要な情報も不必要な情報も含まれる。こうした状況にあって、合理的意思決定を行うためには、必要な情報を集め処理する能力、抽出された情報を読む能力が要求される。そのためには、情報についての体系的基礎知識を身につけ、知力を鍛えていく以外にない。情報という財の本質を理解するための道具として、情報を整理する用具としての確率・統計学及び情報の価値を規定する一つの考え方としての経済学の基礎知識が必要とされる。情報というものの実体を完全に把握することは不可能であるが、少しでもそれに近づく足がかりを示していくことが本講義の目的である。
講義計画 1回: はじめに
6回: 統計的調査、標本の記述、データの整理、分布の形状、有意性の意味と検定
5回: 経済学と不確実性、不確実性と情報の価値、非対称情報と市場
1回:まとめ
評価方法 定期試験あるいはレポートによって評価する
テキスト ロウントリー著、加納悟訳 「新・涙なしの統計学」、新世社
その他