南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
沢登 文治
他の科目との関連
履修対象学科
副題 現代の人権を考える(人権の誕生と発展の経緯、そして現代の人権まで)
講義内容 本講義では、近代の体制や人権の基礎が作られた18世紀当時の状況から、社会的、政治的状況の変遷を通して人権や人権思想がどのように変化してきたかを学ぶ。さらに人種問題や差別問題といった従来から注目されている人権問題を始め、さらにはプライバシー権、子どもや女性の権利、環境権など、これまでに見られなかった新らしい人権問題をもクローズアップして検討する。ビデオも使い、抽象的な話しにならないようにしたい。
講義計画 順番が変わることがあるが、次のようなテーマを考えている。
★現代社会と平等(アメリカの人種差別撤廃のプロセス、女性の人権)
★情報化社会と人権(知る権利と情報公開、プライバシー権・個人情報保護)
★自己決定権(医療における自己決定、校則問題)
★クローン人間と人間の尊厳
★環境と人権
★外国人の人権
★裁判を受ける権利
評価方法 筆記試験およびコミュニケーションペイパーにより評価する。
テキスト レオナルド・レヴィー著、沢登文治訳『正義の守護神陪審裁判の起源』(現代人文社、2001年)本体1,700円
その他