南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
鴇田 信男
他の科目との関連
履修対象学科
副題 音楽の諸相
講義内容  音による意思や情報の簡単な伝達から高度に練り上げられた芸術表現の世界まで、音楽の姿は、地域・歴史・文化的な広がりや階層に従って多彩な様相を見る。また時間の経過の中で生まれ、持続し、そして消えてゆく音楽のあり方は、それを担う人々の時間意識やひいては生命観を映し出す鏡でもある。
 本講義では、西洋の芸術音楽を中心に、日本の音楽をも視野に入れながら、音楽の様々な姿、様々な問題に触れ、音楽の意味を探る。
 講義は、「講義計画」に示した三つの問題を柱に進めていく。その際、実作品を分析・鑑賞することによって、受講生の理解を容易にしていきたい。
講義計画 次の三つのテーマで構成する。
 1-5 音楽観。人々は音楽をどのように捉えてきたか、様々な音楽観について考える。
 6-9 音階。音階はどのように音楽の微妙な特徴の違いを産み出すか、西洋と日本の音階について考える。
 10-12 詩と音楽。言葉と音楽はどのように結びついているか、よく知られた作品を選んで考察する。
評価方法 期末に筆記試験を行う。
テキスト 随時プリントを配布する。
その他