21202 旧約聖書学(モーセ五書A)(モーセ五書B)
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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岡崎 才蔵 |
他の科目との関連 | 旧約聖書入門を受講した後に、受講して下さい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 「モーセ五書を読む」 |
講義内容 | 『旧約聖書』の最初の五冊をモーセ五書、モーセの律法あるいは五書と呼びならわしている。それは宇宙の起源からモーセの死に至るまでの歴史を原初時代(創世記1−11章)、族長時代(創世記12−50章)、モーセ時代(出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)の三時代に分けて、いかに神が一つの民を選び、導いたかを物語ったものである。しかし、それと同時に、神の掟として考えられている律法を掲載している。従って、前期では物語に焦点をあて、まずは物語の内容を知ることに主眼を置く。後期では律法に焦点をあてて、その性格や特徴を紹介することにする。 |
講義計画 | 前期のテーマ 1.モーセ五書の資料文書説 2.原初史物語(創世記1−11章) 3.族長時代(創世記12−36章) 4.ヨゼフ物語(創世記37−50章) 5.エクソドス物語(出エジプト記1−民数記27章) 後期のテーマ 1.十戒(出エジプト記20章1−21節) 2.契約の書(出エジプト記20章22−24章) 3.祭司法典(出エジプト記25章−レビ記16章) 4.神聖法典(レビ記17−26章) 5.申命記法典(申命記1−34章) 各テーマに対し2〜3回の講義時間を割り当てる。テキストは『旧約聖書』であるから、出席者は必帯こと。 |
評価方法 | 成績は学期中に提出を求めるレポートと授業態度、それに学期末に行う試験の結果により成績評価を行う。 |
テキスト | 『旧約聖書』 |
その他 |