南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
大塚 達朗
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容 人文学の諸領域を学ぶための基礎となる知識、技法を習得することを目的とする。そのために、文献探索の方法、レポートの書き方について学ぶとともに、人文学各領域の基礎的な文献を取り上げて講読・討議することによって、さまざまな問題について批判的に検討する態度を養う。
講義計画  基本テキストとして幕内秀夫『粗食のすすめ』を使用するので、あらかじめこれを購入しておくこと。まず、全員がこのテキストの感想文を書く。
 次に、このテキストをもとに討論会を開く。その際に、発表者とコメンテーターとオーディエンスの三つの役割を分担して全員討論会に参加する。発表者は要旨を準備して発表に臨む。コメンテーターはその場で発表にコメントを加える。オーディエンスは発表者とコメンテーターの質疑応答を聴いて、討論会が終わった後で、e-mailを利用して発表について感想や意見や質問などを書き込む。発表者はそのメールを読んでそれに返事のメールを出す。これが1回の討論会である。そして、順次役割(発表者・コメンテーター・オーディエンス)を替わりながら討論会を数回開く予定である。意見発表や意見交換のためにe-mailを盛んに利用する点に、この演習の特徴がある。
 さらに、基本テキストをもとにした討論会を通じて各自の考え方や興味が深まったところで、各自そのことをレポートにまとめる。その際、レポートの書き方も指導する予定である。
評価方法 出欠状況、授業態度、課題発表・討論、レポート、期末試験等を総合的に判断して評価する。
テキスト 幕内秀夫『粗食のすすめ』(新潮OH!文庫)と配付資料
その他