南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
早川 正一
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  本学科生は、3、4年次に演習(ゼミ)を履修し、4年次には研究プロジェクト論文(いわゆる卒業論文)を作成しなければならない。2年次の基礎演習は、そのための準備講座。各担当教員がそれぞれの専門領域で開講するゼミ形式の授業で、1年次の基礎演習で学んだ学習技術を応用し、ある特定の学問領域における問題の発見方法、効果的な発表、議論の仕方、論文(レポート)の書き方などを学ぶ。
講義計画  1年次に履修した基礎演習の内容を前提として、この2年次での基礎演習において、自主的な勉学とか研究に必要な文献の探索、入手した文献の読解を経て、更にリポートや論文を仕上げる手順を学ぶことは大切である。次の3年次には、いよいよ本格的なゼミナールも始まるので、この段階で、基盤を築いておく必要がある。
 文献といっても、ぎっしり文字と文章であるとは限らない。研究のテーマによっては、写真・図形・グラフ・数量表などの分析や考察から入ってゆく場合がある。例えば、考古学や文化史などの分野の中には、実物資料に代えて、図版の類を緻密に検討することが重要となる。
 そうした導入の方法による訓練や経験は基礎演習として意義があり、その延長上に、博物館や美術館が収蔵する実物資料の研究につながるわけである。
 以上のような主旨と手順のもとに、毎時間とも適切な教材を使ってすすめてゆきたい。欠席をして、この演習の所定のノルマが欠落すると、成績評価に影響したり、不合格にもつながるので、注意すること。
評価方法 出欠席の状況、授業態度、課題の発表、討論への参加、レポート、期末試験を総合的に判断して評価する。ノルマを課し、毎時間にすすめてゆくため、欠席すると、ゼミのクラスメイトや担当者に迷惑をかけることになるので、欠席をつつしむこと。
テキスト 授業の開始時か前回に教材を配布する。所定の授業時に必ず受け取ること。前週の欠席を理由に、後日に教材を渡すことはしない。
その他