南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
吉田 竹也
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 文化人類学基礎演習
講義内容  本学科生は、3、4年次に演習(ゼミ)を履修し、4年次には研究プロジェクト論文(いわゆる卒業論文)を作成しなければならない。2年次の基礎演習は、そのための準備講座。各担当教員がそれぞれの専門領域で開講するゼミ形式の授業で、1年次の基礎演習で学んだ学習技術を応用し、ある特定の学問領域における問題の発見方法、効果的な発表、議論の仕方、論文(レポート)の書き方などを学ぶ。
講義計画  この基礎演習では、3年次に文化人類学系のゼミに進むことを予定している学生に、文化人類学を学ぶ上での基本的な研究姿勢を身につけてもらうよう指導する。具体的には、(1)英文を含む文献を読み、(2)研究発表をし、(3)これにたいする討議をおこない、(4)個別指導を積み重ねて、(5)各自の研究テーマに即したリポートを作成してもらう。各自の真摯な取り組みを期待するとともに、指導は厳しくやっていきたいと思う。
 授業形式は、履修者の人数やテーマの共通性などを勘案し、発表中心のゼミとするか、文献購読に近いゼミとするかを決めたいと思う。当初の予定としては、発表中心のゼミ形式を考えている。
 なお、冬休み(あるいは春休み)などを利用して、2泊3日程度のゼミ合宿あるいはゼミ旅行をおこないたいと考えている。このゼミ合宿を発表の機会にする可能性もある。日程や場所などを含めた詳細は、履修生と話し合って決めたい。
評価方法  出欠状況、受講態度、とくに発表と討議への取り組み、リポートなどを総合的に判断して評価する。

【そ の 他】 今年度の秋学期には、文化人類学系の基礎演習がもうひとつ開講されるので、担当者である私の(相対的に)得意な分野や領域(Ex.東南アジア島嶼部の宗教・文化・歴史、文化人類学の意味論、解釈人類学、社会システム論、民族誌論、ポストモダン人類学、日本の奄美・沖縄の親族論・祖先祭祀論・信仰・地域問題・反戦平和運動、東南アジア・沖縄・日本の観光人類学、セクシュアリティ論など)を考慮に入れて、選択をしてほしい。
テキスト
その他