22516 古代哲学史II
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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坂下 浩司 |
他の科目との関連 | 「古代哲学史I」をあわせて受講するのが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 古代ギリシアの哲学者たちはどんな問題に取り組んだか、どのように考えたか。「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」を中心に。 |
講義内容 | 講義の趣旨は「I」と同じです。「II」では、「ソクラテス・プラトン・アリストテレス」を論じます。 |
講義計画 | (1)ソクラテス・その1──哲学者の肖像、さまざまな伝承(プラトン・クセノポン・アリストパネス) (2)ソクラテス・その2──神託の謎と「無知の知」 (3)ソクラテス・その3──魂への気遣い、知を愛し求める生 (4)プラトン・その1──プラトンの著作形式・対話編、『ラケス』を中心に (5)プラトン・その2──正義と幸福、「論駁」(エレンコス)、『ゴルギアス』を中心に (6)プラトン・その3──想起説とイデア、『パイドン』を中心に(この回は講義2回分を使用) (7)プラトン・その4──イデア論の展開、『国家』『パイドロス』、『パルメニデス』と第三人間論 (8)アリストテレス・その1──その生涯、「万学の祖」、著作の性格 (9)アリストテレス・その2──自然の探求と存在の問い、自然学と存在論(この回は講義2回分を使用) (10)アリストテレス・その3──人間の行為と目的、倫理学と政治学 |
評価方法 | 毎回短い感想を書いてもらいます。出席が前提となります。学期末に筆記試験があります。 |
テキスト | 荻野弘之『哲学の饗宴 ソクラテス・プラトン・アリストテレス』、NHKライブラリー、2003年。 |
その他 |