南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
森部 一
他の科目との関連
他学科履修
副題 タイの宗教民族誌──1960年以降のタイの宗教界の動向
講義内容  最初に「民族誌」をめぐる問題を概観する。次に1960年以降のタイの経済発展・社会変化に伴って様々な変化が生まれてきているタイの宗教界に注目し、そうした変化の諸相を詳しく紹介する予定である。
講義計画 1.「民族誌」をめぐる問題
2.1960年以降のタイの経済発展と社会変化
3.「改革派」仏教の登場
   (1) タイの僧侶プラ・プッタタートの思想と実践活動
   (2) タイの僧侶プラ・ポティラックの思想と実践活動
4.都市型仏教としてのタンマカーイ運動
5.既存の仏教と結びつく民間信仰の拡大
   (1) 瞑想による治病儀礼
   (2) 霊媒信仰としてのチャオ・ポー信仰
6.護符(お守り)の大流行と森林僧の活躍
7.現代の“千年王国運動”としてのフッパーサワン(天国の谷)運動
8.その他
評価方法 定期試験・出席などから総合的に評価する。
テキスト
その他