南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
川口 潤
他の科目との関連
他学科履修
副題 「わかる」しくみを探る
講義内容  人間の認知や行動の仕組みを、情報処理的な枠組みでとらえる認知心理学に関する基本的知見について、注意や意識、記憶に関する研究を中心として解説する。その中で、認知活動や記憶が人間にとってどのような意味を持っているのかについて考えていきたい。
講義計画 次のようなトピックを取り上げる。
1.心のイリュージョン:認知の歪みについて
2.認知心理学の成り立ち
3.認知心理学の研究法
4.物体認知のしくみ
5.注意の機能とモデル
6.情報の符号化時の注意と意識:見えないのに見えている?
7.記憶のモデル
8.長期記憶:符号化と検索
9.長期記憶:知識と意味
10.情報の検索時の注意と意識:思い出せないのに知っている?(潜在記憶)
11.記憶の歪み:経験がないのに思い出している?(偽りの記憶)
12.記憶と感情
13.日常場面における認知
評価方法 レポート、試験による。
テキスト 授業中に指示する。
その他