24386 日本芸能史
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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安田 文吉 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 芸能文化史研究 |
講義内容 | 日本芸能の原点ともいえる田楽・神楽その他の地域伝統芸能から歌舞伎・人形浄瑠璃に至る日本芸能文化について検討する。特に、日本の近世(江戸時代)の歌舞伎や人形浄瑠璃は、筋立てや時代考証等が実に巧みで、しかも面白く構成されている。そこには、中世以来の説話やそれに先行する説話が取り込まれている。本講義では、江戸時代の歌舞伎や人形浄瑠璃の代表的な作品を取り上げ、その構成・構造を文献学的・書誌学的手続きを踏まえた上で詳細に検討したい。また、江戸時代、各地で行われた地芝居についても併せて考える。 |
講義計画 | 江戸時代の歌舞伎は、明治以後の新歌舞伎とは大いに異なって、筋立てや時代考証等が実に巧みにしかも面白く構成されている。今回は、『助六所縁江戸桜(助六)』を取り上げ、一つの事件が、どのように浄瑠璃・歌舞伎に取り込まれ、しかも人々にどのように影響を及ぼしていったか、などについて詳しく検討する。本講義では、VTRを参照しながら、その構成・構造を考え、あわせて近世芸能の特色を検討する。 歌舞伎の成立 歌舞伎の舞台 VTR『助六所縁江戸桜(助六)』の鑑賞と研究・〔田楽〕〔神楽〕〔地芝居〕の鑑賞と研究 それぞれの作品の構成 それに先行する説話・文学作品・文化の研究 歌舞伎特有の衣裳・セリフ廻し・隈取り・下座音楽・大道具・小道具 (講義の一環として)歌舞伎の音楽 御園座の十月興行中村勘三郎襲名披露「吉例顔見世興行」夜の部の鑑賞と研究(希望者のみ) 近世芸能文化の特色について考える |
評価方法 | 筆記試験 |
テキスト | 『歌舞伎入門』(おうふう)、『歌舞伎のたのしみ』(北白川書房) |
その他 |