41401 政治とコミュニケーション
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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岡部 朗一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 米大統領選挙テレビコマーシャルの説得レトリック構造 |
講義内容 | アメリカの1952年大統領選挙から導入され、現在でもあらゆるレベルの選挙で盛んに使われている候補者を売り込むための30秒あるいは1分の政治テレビコマーシャルは、候補者から有権者に向けて流される多様なコミュニケーション・メッセージのうちで最も短いものでありながら、最も有効な説得コミュニケーションだといわれている。授業では、1952年から2004年までの52年間に行なわれた大統領選挙で駆使された代表的なテレビ広告を、言語(バーバル)メッセージと非言語(ノンバーバル)面であるビデオ・イメージの視覚手法から分析する。 |
講義計画 | 講義で扱うトピックは、以下のようなものである。講義をベースにした授業を行うが、米大統領選挙コマーシャルのビデオを数多く視聴する。 ●アメリカ大統領選挙での政治テレビコマーシャル:1952年〜2004年(通時的特徴) ●政治テレビコマーシャルの類型と機能 ●中傷テレビコマーシャルの諸側面 ●政治テレビコマーシャルに見られる説得戦略 ●政治テレビコマーシャルとマスメディアとの共生関係 ●政治テレビコマーシャルに対する規制策 |
評価方法 | 1回の定期試験、指定された日時に行なわれる1回の小テスト、政治コマーシャル批評に関する課題レポート、ならびに出席状況を総合的に判定して決定する。 |
テキスト | 1)岡部朗一『30秒の説得戦略:アメリカ大統領選のテレビコマーシャル』東京:南雲堂、1996年。 2)Lecture OutlineとReading Materialは、授業時に配布される。 |
その他 |