南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
大久保 泰甫
他の科目との関連
他学科履修
副題 近代フランス政治生活の起点としての大革命と第1帝制(1789─1814/15)
講義内容  大革命以後におけるフランスの「政治生活」の展開を概観する。その構成要素をなすのは、(1)制度的枠組み(憲法、基本法制)とその体制下の実態、(2)政治的動因としてのアクター(プロの政治家、活動家、一般大衆)、(3)政治的動因としての集合的力(政治的クラブ、政党、マスコミ、出版物、デモ、ストライキ)、(4)イデオロギー、(5)経済的条件などであり、これらを視野に入れて、フランスの政治をダイナミックに把握し、理解させる。
講義計画  以下の第1部の概説に、3分の2程度の時間をあてる。第2部については仏文テキスト(下記)を使用して、予習を課し、受講者の積極的参加を促していく。

 第1部 フランス革命・ナポレオン時代(1789−1814/15)の政治生活
 
  はじめに
 第1章 立憲議会とその事業
 第2章 革命の急進化と停滞(立法議会、国民公会、総裁政府)
 第3章 統領政府と第1帝制──ナポレオンの時代──

 第2部 歴史の中の第5共和制
評価方法 平常点(毎回出席をとり、「欠席過多」を適用。また、テキストの予習を重視する)、および定期試験。
テキスト Olivier DUHAMEL, Le pouvoir politique en France, Seuil, 1993及び、J.-J.CHEVALLIER, etc, La Ve R姿ublique. 1958−2004, A. Colin, 2004の該当部分をプリントで配布。また、講義要綱や資料を用意する。
その他