南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
可知 正孝
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 ドイツ文学とドイツ文化
講義内容  ドイツ研究の専門分野への案内の意味を持つ講義であるから、広くドイツの民俗、文化、政治、社会を歴史的に概観しながら、対象への関心を喚起することを目的とする。その際、ドイツの文化と社会の特徴を示すような、文学作品、音楽、絵画、建築、また思想の著作を紹介する。また、それぞれの対象に対する研究方法についても、少数の具体例を紹介する。
講義計画  ドイツ文学の流れを初期(中世期)から今日まで簡略に概観しつつ、詩・小説・メルヘン・演劇の各分野において、作家の作品を授業において直接読むことにより、ドイツ文学の世界への道程としたい(6回を予定)。
         講義のもう一つの柱は、ドイツの諺、ドイツの民俗とドイツ動植物物語、ドイツ民謡とドイツ歌曲、ドイツオペラなどの学習である(6回を予定)。
 ドイツ精神(思想を含めた人間精神)とドイツ文化・社会の探求が課題となろう。
 毎年、教材と講義内容を部分的ながら新しくしていくことで、激動する現代に多少でも対応できればと考えている。
評価方法 平常点(出席等)と筆記試験
テキスト 手塚富雄・神品芳夫著『増補 ドイツ文学案内』岩波文庫

【そ の 他】ほぼ毎時間プリント教材配布
その他