南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
林 尚志
他の科目との関連
他学科履修
副題 東アジアの経済発展
講義内容  多くの発展途上国が貧困問題に苦しむ中で、韓国やタイ、中国などの東アジア諸国は、近年めざましい経済発展を遂げ、貧困の削減にも大きな成果をあげてきました。この講義では、このような成果をもたらした“発展のメカニズム”を理解するとともに、今後の東アジアの発展のあり方や取り組むべき課題をさぐります。
講義計画 1.貧困問題と“東アジアの奇跡”
 * 発展途上国の貧困問題とは?
  * 東アジア地域は、どのような成果を実現してきたのか?
2.東アジアのダイナミズム
  * 外向型戦略への転換は、なぜ有効だったのか?
  * 実現された“雁行形態型”の発展パターンとは?
3.中国の経済発展
  * 改革・開放政策は、どのように進められてきたのか?
  * “3つの産業集積”が、どう形成されつつあるのか?
4.さらなる発展に向けて
  * “雁行形態型”パターンは、変化しつつあるのか?
  * “空洞化問題”への取り組みのあり方は?
評価方法  期末試験,および小テストにもとづいて評価を行います。
テキスト  適宜、参考文献を紹介します。
その他