南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
井上 知子
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  経済学を学ぶ上で必要となる「微分法」および「線型代数」の基礎について講義する。この講義では、特に、「多変数関数」に関わる諸問題に焦点を当てる。そこで、これらを学ぶ以前に学ぶべき以下に挙げた項目については、既知であることが望ましい。
・1次関数、2次関数、分数関数、無理関数、指数関数、対数関数など、基本的な関数のグラフが描ける  こと
・初項と公差(公比)が与えられたとき、等差数列(等比数列)の一般項を求めることができること
・簡単な1変数関数の微分ができること
講義計画  以下の1から6の内容を講義する。
1.数とグラフ、基本的な関数
2.関数の連続性と微分可能性、微分の方法(積の微分、商の微分、合成関数の微分)
3.指数関数と対数関数、指数関数と対数関数の微分法
4.1変数関数の極大と極小、そのための必要条件と十分条件
5.多変数関数(2変数の関数、偏微分、極大・極小、ヘッシアン、条件付極大・極小)
6.行列と連立1次方程式
評価方法 小テストおよび定期試験によって評価する。
テキスト 竹之内脩『経済・経営系 数学概説』新世社
その他