51162 経済演習II
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必 |
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通年 |
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4 |
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櫻井 健吾 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 経済と文学、経済と倫理 |
講義内容 | 春学期では、下記のテキストを用いて、近代日本の文士たちは、経済をいかに捉えてきたか、文学者の直観と観察、経済学の視点を対比させながら、経済と文学の関連を学ぶ。文学者としては、太宰治、三島由紀夫、永井荷風、谷崎潤一郎、夏目漱石などを取り上げる。 秋学期では、下記のテキストを用いて、現代の豊かな社会の起源となった19世紀の産業革命(産業化)がもたらした大問題、労働者問題に対処した人物としてドイツのケテラーを取り上げる。ケテラーはこの労働者問題と葛藤するなか独自の思想を築き上げ、それは今日のドイツとヨーロッパに大きな影響を与えている。このケテラーの思想を学び、検討する。 |
講義計画 | |
評価方法 | 出席、発表、討論、レポート |
テキスト | 春学期 猪木武徳『文芸にあらわれた日本の近代』有斐閣、2004年。 秋学期 ケテラー『労働者問題とキリスト教』晃洋書房、2004年。 |
その他 |