51167 経済演習II
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宮澤 和俊 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 3つの発見と三題噺(国際偏) |
講義内容 | 1990年代と2001年の日米のデータを比較してみよう。 (1)株式市場価値対GDPをみると、 日本では95.6%から54.4%へと大幅に低下している。 アメリカでは逆に53.2%から137.8%へと大幅に上昇している。 (2)日本の出生率は、1.54から1.33へと低下している。 アメリカでは2.08から2.13へと上昇傾向にある。 (3)失業率は、日本では2.1から5.0へと急激に悪化し、 アメリカでは5.6から4.7へと回復傾向にある。 どうやら株価が上がると、出生率は上がり、失業率は低下するらしい。 あなたはこの話に納得してもらえるでしょうか。 このゼミでは、世界銀行の国別データから3つほどの事実を発見し、 その発見にもとづいたストーリーを作り、報告してもらいます。 データに慣れること、発見の楽しさを実感すること、 お話し作りの楽しさを知ること、人前で説得力のある報告をする能力を身につけること、 などがこのゼミの目的です。 |
講義計画 | 6つのグループに分け、グループ単位で国別データを調査、分析する。 ゼミで3つくらいの発見を報告する。次に、なぜそうなのか、 その発見から何が導かれるのか、というストーリーを作り報告する。 最後に、納得できるストーリーだったかどうか、他のゼミ生が評価する。 最終的に20くらいの発見が集まることになります。 この中から3つ選ぶとすると、全部で1000通り以上の組合せができます。 新しい組合せのもとで、もう一度ストーリーを作り、 最終的に修了論文にまとめてもらいます。 |
評価方法 | 出席、報告内容、修了論文その他、総合的に判断する。 |
テキスト | 特になし。 世界銀行のデータ(World Development Index 2004)を配布する。 |
その他 |