51671 外書講読(国際)A1
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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荒井 好和 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | EU経済について学ぶ |
講義内容 | 2005年は、日・EU(欧州連合)市民交流年に当たっている。そのEUは、欧州経済共同体(EEC)の設立以来拡大と統合を続け、昨年の第5次拡大によって25ヶ国からなる国家連合体を形成するに到った。人口4億5千人余り、域内GDP9兆6千億ユーロ(日本の約2.4倍)という巨大な連合体である。わが国との関係も深く、EUからの輸入の規模はアメリカからのそれと肩を並べるまでになっている。それにもかかわわず、わが国ではEUの経済・社会に対する理解は──情報量が乏しいこともあって──必ずしも深まってはいない。この講義では、EU委員会、ヨーロッパ中央銀行、OECDなどが公刊している資料をもとに、EU経済・金融問題の現状と問題点について考えてみたい。 |
講義計画 | 資料を配布する。できるだけ多くの資料を取り上げる予定。受講者は、毎回出席し、必ず予習をしてくること。 なお、受講を希望する学生は、授業開始に先立って、外務省ホームページに記載されているEUに関する基礎知識を読んでおくことが望ましい。アドレスは下記のとおりである。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/kiso.html |
評価方法 | 毎回の発表内容(平常点)と期末試験で評価する。 |
テキスト | EU Commission, Going for growth: The Economy of the EU,2003. EU Commission, The EU Economy: 2004 Review. European Central Bank, Annual Report 2003. 上記の報告書のうち、マクロ経済と金融統合に関する諸章を取り上げる。 |
その他 |