南山大学　シラバス検索用

他の科目との関連
他学科履修	可
副題
講義内容	資本主義国家においては、経済問題は主として市場機構を通じて解決されることになっている。しかしこの機構にはいくつもの重大な欠陥がある。資本主義国家の政府には、この市場の欠陥を補完する役割、すなわち資源配分機能、経済安定化機能、富と所得の再分配機能という３つの役割がある。本講義では、政府の「経済安定化機能」について解説する。
講義計画	1929年に始まる世界大不況から現代日本における長期不況までを、経済政策の観点から歴史的にたどり、望ましい経済政策のあり方を提示する。扱う内容は次のようである。　１．世界大恐慌と新古典派経済学　２．ケインズ経済学と総需要管理政策　３．供給重視の経済学とレーガノミックス　４．マネタリスト、合理的予想形成学派、公共選択論　５．プラザ合意から現代日本経済へ
評価方法	期末試験と宿題や提出物の結果を総合して評価する。
テキスト	その都度紹介する。【その他】ホームページ（http://www.nanzan-u.ac.jp/~mizutani/）を利用して講義を補填するので、適宜、本サイトを見ることを求める。また、質問はメールでも受けつけるので積極的に利用してもらいたい。
その他