51823 経済体制論A・B
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選 |
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夏期前半 夏期後半 |
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2 |
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2〜4 |
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福田 敏浩 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 現代の経済体制思想—「第三の道」論をめぐって— |
講義内容 | 20世紀は経済体制論競演の時代であった。その中で注目すべきは、「第三の道」論が登場したことである。「第三の道」論には二つのタイプがある。既存の資本主義と既存の社会主義を超えたあるべき第三の経済体制を主張するものと、両経済体制の間の「中間の道」を主張するものである。本講義では両タイプの「第三の道」論を取り上げ、各説の特徴や現代的意義などを述べてみたい。 |
講義計画 | 本講義のおおよその順序は次の通りである。 ○春学期(A) 1.経済体制論競演の時代 2.ドイツ新自由主義の第三の道 3.社会民主主義の第三の道—ドイツとイギリス— ○秋学期(B) 1.収斂論系の第三の道—西欧と東欧— 2.新マルクス主義の第三の道—アメリカと東欧— 3.カトリック社会論の第三の道—西欧と日本— |
評価方法 | 集中講義最終日に実施予定の筆記試験と出席回数によって評価する。 |
テキスト | テキストは使用しない。授業はノート講義の形式で行う。講義資料を適宜配布する。 参考書:野尻武敏『第3の道』晃洋書房、A.ギデンズ『第3の道』日本経済新聞社、福田敏浩『体制移行の経済学』晃洋書房 |
その他 |