81134 民法総論
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選 |
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秋学期 |
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4 |
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1 |
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伊藤 高義 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 民法総論は、大きく分けて、2つの部分からなります。 (1)民法の意義と性質、民法の基本的考え方をつかむ。 市民法の一般法といわれる民法は、どのような性質のものか(裁判規範、生活規範としての民法)、どんな形で存在しているか(公法と私法、一般法と特別法、法源論)、人格の平等・契約自由の原則などの民法の基本原理、その修正(消費者保護など)、民法の学び方などです。 (2)民法総則を学ぶ。 民法(民法典)の「第1編 総則」は、民法全体(第2編以下〜物権・債権・親族・相続の各編)に共通する事項を取り出した部分です。 人格の平等・契約における信義則など民法の指導理念、取引の能力をカバーする「未成年者・成年後見制度」、人の活動範囲を拡大するための制度である「法人」「代理」、契約の有効・無効について定める「法律行為」、権利行使の期間制限をする「時効」などです。 |
講義計画 | 下記教科書を用いて、ほぼこの教科書の章立ての順にそって、事例(裁判事例や設例)や設問を補いつつ、主としてレクチャーにより進めます。随時、制度の趣旨や専門用語の意味などについて受講生に発問をし、理解度を確認しながら進めます。 |
評価方法 | 定期試験で評価するが、講義の理解度を確認する趣旨で、発問をし、途中で小テストも行って、評価に加味することも検討します。 |
テキスト | 副田隆重・中舍寛樹・山崎敏彦〔著〕『新・民法学1総則』成文堂 【そ の 他】授業では六法を必ず持参すること |
その他 |