81201 家族法
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選 |
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春学期 |
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4 |
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2〜4 |
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副田 隆重 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 民法第4編(親族)および第5編(相続)の部分、しばしば家族法と称される部分を概説する。親族編は、婚姻、離婚、親子、後見、扶養などを含み、また、相続編は、相続人、相続財産、遺産分割、遺言、遺留分などを含む。学生諸君にとっては、抵当権とか不動産登記などよりは、結婚した身内や友人が夫の不倫が原因で別れることになったが財産や子どもはどうなるか、祖父が亡くなり遺産をめぐり父とその兄弟姉妹の間でもめているという話のほうが、何となく身近で取っ付きやすく思うかもしれないが、そのことと親族法や相続法のルールが他の分野にくらべて理解が容易であることを意味しない。 なお、時間の制約から、親族編、相続編の規定のすべてをカバーすることは困難なので、親族編では夫婦、親子あたりが中心となろう。 |
講義計画 | 1.家族法総論—家族法における基本的理念の変遷と現代の課題 2.婚姻 3.離婚 4.婚外関係の法的処理 5.親子—実子 6.親子—養子 7.親権、後見・保佐・補助、扶養 8.相続の基本概念1(相続人の範囲、順位、相続分) 9.相続の基本概念2(相続財産) 10.共同相続・遺産分割1 11.同2 12.相続権の侵害、相続財産の清算 13.遺言 14.遺贈、遺言の執行 15.遺留分 (※ いずれも項目のみである) |
評価方法 | 定期試験の結果、および、期間中に課したレポート等の評価による。 |
テキスト | 内田貴『民法IV』[補訂版]親族・相続(2004 東大出版)3,500円 |
その他 |