南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
伊藤 高義
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  主として『民法判例百選I総則・物権[第五版]』および『民法判例百選II債権[第五版]』(有斐閣刊)と、これに最高裁の新しい判例民法の基本的なテーマを選択し、判例を読んで争点を的確に把握して、これに対する学説(解説)の状況を勉強することを通して、民法解釈論の基本をしっかり身につけること、専門用語を正確に用いて議論に強くなること、法律論の煮詰めた議論をする力を身につけることを目標とします。
講義計画 (1) 初回ゼミ時に各回のテーマを設定し、春学期分各回の報告者を決めます。
(2) 報告者は、ゼミの進行をつとめます。ゼミ当日は、司会と、ゼミメンバーに発問をしながら、議論を  進め、最後に、その日のまとめをします。
(3) 春学期終わりに秋学期分のテーマ見直しをし、秋学期も上記と同様に進めます。
(4) 各学期の終わりに、1000〜2000字のレポート提出をします(テーマ設定・提出期限はゼミ開始後に説明します)。問題設定(問題の所在)、これに対する学説の状況(対応)、学説の検討を経て、法を根拠にした結論へと、起承転結を明解に文章を書く機会です。
評価方法 日常の取り組み、およびレポートで評価する(出席回数、演習参加の姿勢、報告の状況および学期ごとのレポートによる総合評価)。
テキスト (1) 『民法判例百選I総則・物権[第五版]』および『民法判例百選II債権[第五版]』(有斐閣刊)、その他の教材はプリントで配布します。
(2) 判例解説などは、適時、指示します。全員で議論が必要なものはプリントして配布をします。
その他