南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
榊原 秀訓
他の科目との関連 行政法総論、行政救済法
他学科履修 不可
副題 行政法の諸問題
講義内容  『行政法の争点』を使って、行政法の基本的な論点を一定のまとまりごとに検討していく。具体的には、1回の演習あたり数項目を検討したいと思っている。また、2004年に基本的な法律である行政事件訴訟法が改正されているので、この検討に若干の時間を割きたい。
 履修者には、事前に『争点』の項目を割り当て、報告を行ってもらう。参加人数にもよるが、人数が多数であれば、幾つかの班をつくり、班ごとに報告を担当することにしたい。報告担当以外の他の参加者には活発な討論を期待している。
講義計画  テキストの順序に沿って、以下のように検討していきたい。
1 行政法序論(1)行政法の基礎(2)行政法の基本原則
2 行政上の諸行為
3 行政の手続過程
4 行政上の義務履行確保
5 国家補償
6 行政上の苦情・紛争処理
7 行政訴訟
8 その他(行政組織等の一部を扱う)
なお、可能であれば、夏休みなどに合宿も行いたい。
評価方法 日常の取り組み(出席、報告、議論等)で評価する。
テキスト 芝池義一・小早川光郎・宇賀克也編『行政法の争点』(有斐閣、2004年、第3版)

【そ の 他】 行政救済法関係の参考文献として、芝池義一『行政救済法講義』(有斐閣、2003年、第2版補訂増補版)をあげておく。
その他