81441 国際経済組織法
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選 |
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夏期前半 |
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2 |
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3・4 |
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佐分 晴夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | なし |
講義内容 | 現代は、グローバル化社会と呼ばれる。グローバル化という言葉はさまざまな意味に用いられるが、経済のグローバル化がその中心にあることは間違いない。この経済のグローバル化は国際経済組織によって支えられている。 そこで、この講義ではグローバル社会を推進し、支えている国際経済組織について、国際法の観点から分析し解説をする。 講義ではまず、国際経済組織の歴史を簡単にたどり、国際経済組織が成立する必然性について考える。その後、第二次世界大戦後の国際経済組織、いわゆるIMF=GATT体制の法的構造と展開を解説し、WTO成立の必然性を明らかにし、WTOの法的構造を分析し、最後に、グローバル化社会の光と影を明らかにする。 |
講義計画 | 1.国際法秩序と国際経済組織 2.市場への国家の関与と国際経済組織 3.自由貿易と経済ブロック 4.IMF=GATT体制の法的構造 ・IMFの目的と法的構造 ・GATTの目的と法的構造 5.IMF=GATT体制の動揺 6.WTOの成立と法的構造 ・WTOによる規律の水平的、垂直的拡大 ・WTO紛争処理手続の意義 ・WTO諸協定の構造 7.WTOと非貿易的関心事項 |
評価方法 | 筆記試験による。 |
テキスト | 未定 【そ の 他】なし |
その他 |