81481 少年法
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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岡田 悦典 |
他の科目との関連 | 刑法総論、刑事政策、刑事訴訟法A・B |
他学科履修 | 可 |
副題 | 少年法の基礎理論について学ぶ。 |
講義内容 | 少年法について解説する。 前半は、少年法の基本的な考え方、その歴史について検討する。特に、日本の少年法の特徴がどのような歴史に基づいて、形成されてきたのかを考察する。また、最近の国際人権法の発展について検討する。 その後、具体的な少年法に基づく少年審判や手続の概要、理論的問題について検討を加えてゆく。特に、判例の動向についても目配りする。そして、少年法の将来的展望についても扱うこととする。 |
講義計画 | 以下の内容を扱う。 1.少年法の理念と少年の処遇—保護主義、パレンスパトリエ 2.少年非行の発見手続 3.観護措置 4.少年審判の構造 5.少年付添人の活動 6.少年審判の手続 7.少年審判と一事不再理効 8.少年審判と刑事裁判との関係−逆送について 9.少年審判と事件報道 10.被害者保護と少年法 11.少年法の国際的潮流 12.少年法の歴史—過去、現在、未来—(1) 13.少年法の歴史—過去、現在、未来—(2) |
評価方法 | 定期試験による。 |
テキスト | 澤登俊雄『少年法入門』(有斐閣ブックス、2003年) 【そ の 他】特になし。 |
その他 |