南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
坂井 信三
講義題目  
開講キャンパス
講義内容  文化人類学は従来比較的孤立した小規模社会を対象として共時的な構造分析の方法論を練り上げ、一定の成果を上げてきた。しかし現実には、いかなる社会も他の社会との政治・経済的交渉から孤立していることはありえず、かつ歴史的時間のなかで変化していかない社会はない。講義ではウォーラーステインの世界システム論を方法論的なベースとし、17世紀以降植民地化を経て現在に至る西アフリカの歴史を例にとって、世界システムと地域社会の接合関係を論じる。
講義計画 1.歴史人類学の視角
2.ウォーラーステインの世界システム論 その1
3.ウォーラーステインの世界システム論 その2
4.ヨーロッパ覇権以前の世界システム その1
5.ヨーロッパ覇権以前の世界システム その2
6.世界システム論の歴史人類学への応用
7.西スーダンのケース その1
8.西スーダンのケース その2
9.西スーダンのケース その3
10.ギニア湾岸のケース その1
11.ギニア湾岸のケース その2
12.まとめ
評価方法 レポートによる。
テキスト
その他