南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
早川 正一
講義題目
開講キャンパス
講義内容  大学院において、どのような研究課題を勉学しようとも、考古学理論理解の基礎として、近・現代ヨーロッパにおける先進的で実績のある考古学の発達史を理解しておく必要があろう。原点に戻って、シカゴ大学出版のSol Taxが編集したAnthropology Today (1962)から重要な考古学の論文を抜粋して検討する。G. Danielの150 years of Archaeology (1952)やC. RenfrewのArchaeology (Theories, Methods, and Practice (1991)も併用して今日的考古学理論の骨組みを解説したい。
講義計画  下記の単元にもとづき、演習の方式をもって展開する予定である。
1.現代考古学の基礎となる業績と思想を考察するために、Anthropology Today の中から基本的な論文を選び出し、受講者にその英文を読ませ、問題点を逐一、検討する。
2.上記の理解を土台として150 years of ArchaeologyないしArchaeology (Theories, Methods and Practices)の中から重要部分を抜粋して、受講者に読ませ、考古学の展開と現代的志向を考察させる。
評価方法 上述した諸論文を解読することが前提となるので、受講者の出席状況を評価する。そのうえで、内容にかかわるテストないしレポートを課し、評価する。
テキスト 部分コピーを用意する。
その他