92306 発達心理学研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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浦上 昌則 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
講義内容 | 発達心理学は、人間の誕生から死に至るまでの心理的変容過程を解明しようとする学問領域である。さらにその変容過程には年齢的な特徴があり、発達課題として言及されている。また所属している集団の変更や人間関係の大きな変化などを伴うライフ・イベントも、心理的に大きな変化を与えうるものである。 本科目では、青年期を中心に学齢期から成人期までを対象として、それぞれの発達段階における価値観や道徳性などの心理的特徴や、危機としての発達課題について解説していく。また取り上げる対象となっている各時期における発達心理学的特徴と教育のかかわりについても取り上げ、発達から見た教育のあり方についての見識を深めていく。 |
講義計画 | 以下のような内容を中心にディスカッションを含む講義形式で行う。 ・発達と教育の関係 ・発達と価値意識 ・児童期の発達と発達課題 (知的発達、道徳性の発達、仲間関係などを中心に) ・青年期の発達と発達課題 (性、アイデンティティ、関係性などを中心に) ・成人期の発達と発達課題 (職業的発達、役割、関係性などを中心に) |
評価方法 | 授業への参加状況と、期末テストによる。 |
テキスト | |
その他 | 授業開始までに、柏木惠子・古澤頼雄・宮下孝広 著「発達心理学への招待」(ミネルヴァ書房 1996)を通読しておくこと。 |